2007年 02月 04日
という事で、上記の2本を見てきましたのでその感想を。 ■マリーアントワネット 監督:ソフィア・コッポラ。主演のキルスティン・ダンストって、あの「よくこれだけ美人でない普通の人間をヒロインにしたもんだ」とか言われた、「スパイダーマン」のヒロイン役の人だったのね。別段不細工だとは思わなかったけど、それでも最初の14歳には無理があったかな……。 とりあえず、お客の90%以上が女性だったのがきつかった。w 多分男1人で見にいったのは、あの回では私1人だったでしょう……ここまで羞恥プレイになるとは予想してませんでした。ま、映画が始まってしまえばなんて事は全然気にせず見てましたが。 内容については、正直オーストリアとフランスの間で立場を無くしかけるところと、子供への愛情は伝わりますけど、あとはなんだかぼや―っとしか伝わってこなかったかな。ラスト近くのバルコニーなんて、正直「チャチいな、おい!」って思いましたから……。 だから映画として言わせて貰うならば1,800円の価値はない映画でした。 音楽も公式の予告編を見て貰うとわかるのですが、エレキギターも鳴る現代音楽をバックにする場面も多々。これはこれでアリなんだろうが、私には合いませんでしたとさ。 一番の見どころはその映像美……というと映画としていいことになりますから、建築や衣装などの当時の美術でしょう。今回ヴェルサイユ宮殿で初めて撮影現場として開放されたところもあるとかで、勿論隠れ家も本物の場所で撮影したとの事。そういうリアリティは非常に伝わるものがありますし、見てるだけで楽しいです。 煌びやかな世界に興味がある人が、レンタルで借りればいいんじゃないかなーって思う映画でした。あ、あとはちょっと犬。w ■それでも僕はやってない 捕まってから拘留、起訴、裁判から結審までの流れを非常に分かりやすく映像化していると思います。何も知らなくても十分な説明と映像で楽しめる裁判映画です。 いやおうがなしに捕まってから無実という真実を貫き通す事に、いかに多くの障害が存在しているのかという事を思い知らされます。見ていて思い知らされるのは「痴漢冤罪については、男が自衛すべきもの」という事。いかに疑われないか、振り返って怪しいと思われないようにするかを究極までに考えないといけない気がします。現在の日本では。 映像としては一番最初に言ったとおり。裁判などはさながら傍聴席にいるかのような感じが私はしました。実際に第三者席があると、なりきっちゃえますね。^^ とりあえずマリーとこちらなら、迷わずこちらを見て下さい。 さて、「不都合な真実」はどこで見よう……。 新しく予告編などから気になったものを。 ■ハンニバル・ライジング(GW上映開始予定) 「羊たちの沈黙」シリーズ最新作。幼少期・青年期の若き日のレクター博士を描く作品。主演:ギャスパー・ウリエル。公式サイトの情報は未だほぼ封印状態です。アンソニー・ホプキンスも出るのかは分かりません。 日本からの影響もレクター博士にはあるとして、武将の面頬を模したデザインの「ハンニバル・マスク」がついた10,000名限定特別前売り券が……もう1/20から発売してるから残ってないか。^^; 私はぶっちゃけ見ないんですがw、このシリーズに興味を持っている人は多数いますよね。 ■世界最速のインディアン(本日2/3より公開中) バイク「インディアン」と共に世界最速という夢へ走り続けた63歳:バート・マンローの物語。主演:アンソニー・ホプキンス。レクター博士はこっちで陽気にかっ飛んでました。w 実際はアンソニー自身は「僕はハッピーな人間だから」こっちの役が似合っているそう。^^ 物語は実際の人物:バート・マンローを描いた映画だそうで、この本あたりが物語の元になってるのかな?とりあえず私は、凄いじいちゃんの物語ってだけで見たくなるのですよ。 関連:バート・マンロー スピードの神に恋した男(Amazon) ■アルゼンチンババア(3/24上映開始予定) とりあえず映画のあおりを。「大好きだった母が死んだ。その日に、父が姿を消した。半年後、父はアルゼンチンババアの屋敷で見つかった。」 原作:よしもとばなな。キャスト:役所孝司、鈴木京香、堀北真希。もう、これだけじゃ何がなんだか。w けどインパクトはありますよね。 とりあえず予告編を見る限り、家族の中心だった母が亡くなった事から逃げるために、昔からアルゼンチンババアと呼ばれていた人の屋敷に父は行ったみたいなんですが、その目的は、そして同じく母を失った娘の気持ちは……みたいな話だと思います。 今日の気になった事 ■Xbox360プレイ中に異音がしたと思ったらディスクが削れる(さざなみ壊変さん) XBOX360でもこのような報告が。立てておいたのを倒したとかならまだしも、通常プレイ中に起きたのはいただけないですね。ここら辺のサポートがどうなっているのか、あとで調べておこうかな。本当に横置きがいいのかはご自身で調べてみても下さいね。 ■日テレ衝撃 病気に耐えきれず…大杉君枝アナ自殺背景 「所さんの目がテン!」が私の中で一番印象的です。非常に明るく元気なその姿は、テレビならず実生活でもそうだったらしく、他局同期で親交もあった葛西アナも「よっぽどの事がなければ自殺なんて考えられない」と言ってましたね。同時に出産前後辺りから外部と接触を持とうとしていなかった事も話していましたから、そこら辺から何かがあったのかも。 ただ、確かに難病ではあったとは思いますが、昨年10月に初産で子供を授かったわけですから、そこら辺を境に、出来れば今までのように一人で全てを抱えるのではなく、(10歳ほど年下だとは聞いていますが)夫は勿論、親族や友人に悩みを打ち明けたりストレスをぶつけてもよかったのでは……と悔やまれるばかりです。 謹んでご冥福をお祈り致します。 ■「ゲゲゲの鬼太郎」 ついに5度目のアニメ化決定! 確かに皆が言う「猫娘がかわいい」っていうのは同意します。けど、第三期(夢子ちゃんがいたのがこの第三期)や第四期の猫娘がどんなんだったのか、いまいち思い出せないんですよね……。( ´・ω・`) ■カプコンが『流星のロックマン』の先着購入特典を自主回収(ファミ通.com) ぶっちゃけ、バンダイエッジがあったとしても予期せぬ力が入れば人体に刺さりますけど。個人的には自己責任も多分に含むと思います。それをこの購入者層である低年齢層自体に求めるかはあれだけど(親も気をつけろと)、だいぶ尖ってるデザインにも見えますから、転んだ際以外の事も考えての回収かな。 こういうクレームに対して敏感な対応が過剰にならなきゃいいと思ってます。それこそ日本で「マッ○のせいで太った!」とか訴訟が起こる日も!?勘弁ですよ。
by far_gaia
| 2007-02-04 00:16
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