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2010年 05月 31日
Music :OML 020 Cruisin' For A Bluesin'
 *今日は『OML』と『ZUMBA』の2曲をお送りしております。


 現在、NHKで『〜scola〜 坂本龍一・音楽の学校』という番組が放送されています。
 これは坂本龍一さんとゲストで、生徒に音楽史とテーマを実践を交えて教えていくというとても楽しい番組です。
 余談ですが、来月6月のテーマは『ドラムとベース』であります。皆さんもベースの魅力を是非感じてください。勿論ドラムもね。
 6/5に第1回の再放送もありますので。




 さて、ジャズ編(第2回)を見て。

 スピーカーのない当時、ホールに足る音量を得るために今までのバンド以上の編成で演奏する必要があったと。

 そこで生まれたのがグレン・ミラーに代表される『ビックバンド』と言われる形態。そしてこの形態で演奏されるものを『ジャズ』ではなく『スウィング・ジャズ』と呼ぶようになったそうです。

 その後1940年頃【ピアノ・サックス・ベース・ドラム】らの少人数ジャズ『モダンジャズ』が主流になるらしいのですが…。

 〜戦後にニューヨークでチャーリー・パーカーを代表する複雑な転調(転調を繰り返す事で使える音を変化させ、より複雑に音を組み合わせられる)と疾走感あるテンポで即興演奏を聞かせる【ビバップ】が登場し、マイルス・デイビス「So What?」に代表されるコード進行を抑え1つの音階だけでソロを作るブルースに先祖帰りしたかのような『モードジャズ』、そしてコード進行をしない・リズムで聞かせる『HIPHOP』へ〜


 とまぁ、これは番組内容そのままの私的メモなので、興味のある方は『〜scola〜 坂本龍一・音楽の学校』を見て下さい。o(^-^)o




 そして曲紹介。
 今回はジャズ編2で国立音楽大学ニュータイド・ジャズ・ オーケストラが演奏していた『Cruisin' For A Bluesin'』です。

 番組中の演奏はかなりハイスピードで疾走感あるかっこいいものでした。
 動画よりもう少し早かった記憶がありますが、これより早い動画だと聴きにくいものばかりだったので。


 『スウィング・ジャズ』は基本的に楽譜があるジャズです。
 こういうものは例外もありますが、大抵ソロパートにもメロディがあらかじめ決められていたりします。

 対して、『ビバップ』等は最初と最後に全員で決められたテーマを演奏するという決め事があるだけで、あとは持ち時間内の進行に合わせて、即興でメロディを作っていき、プレイヤーの技量を見せ付けたとの事。
 お客のいない閉店後に競ったものが発展していって表舞台に出たというのも、例えばまかないメニューがグランドメニューになったりするので納得?w


 どっちも楽しいのですが、即興を作る技術はない(定期演奏会でピアノ即興ソロをトチった苦い経験ががが…)ので、演奏するならスウィングかな。

by far_gaia | 2010-05-31 16:26 | Music:OML


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